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オフィスには適したゾーニングが不可欠
ゾーニングとは空間を用途別に分けて配置する計画のことをいいます。
このオフィスにはどんな使い方をする場所が必要だろう?それはどのくらいの広さがいるだろう?プランニングのときには、まずここから考えていきます。
会社によって規模、人数、業務内容も様々ですから、細かいレイアウトを考える前に、会社の特性に合わせた適切なゾーニングがとても重要です。
リニューアルするエリアについて
今回はフリー席、共用エリアのリニューアル工事でした。
フリー席、共用エリアとは、ドロップイン・メンバー・ゲストのお客様は誰でも自由に使える場所です。
今までこのエリアは全てオープンなフリーアドレスを採用していました。
▽リニューアル前のレイアウト
オープンスペースを自由に使える一方で、機能が混在してしまったり、集中しにくかったり、パーソナルスペースが確保しにくかったり、、、、
Dexiの利用者さんが増えていくことで、集中、交流のバランスがうまく取れなくなってきていると感じるようになりました。
そこで、今回のリニューアルでは集中と交流のバランスを見直し、機能の細分化、明確化を図り、ゾーニングするところから始まりました。
テーマは『集中と交流のベストバランスの設計』です。
どんな使い方をする場所が必要?
必要なスペースを洗い出し、4つのエリアに分け考えていきました。
<クローズエリア(集中)>
集中して作業したいときや、周りを気にせず打ち合わせができる場所
<執務エリア(集中)>
造作棚で目線を遮り、広い机上面でパーソナルスペースを確保した場所
<執務エリア(交流)>
メールチェックや簡単な作業ができる場所
複数人一度に集まって作業できる場所
<共有エリア(交流)>
コミュニケーションを促す場所(キッチン、ドリンクコーナー)
リラックスできる場所
人の出入りがある出入口付近に交流エリアを持ってきて、集中して作業したいエリアは中心に。
また、スペースの配分はゆとりも大事です。窮屈にならないよう配置しています。
エリアを細分化したことで、用途に合わせて場所を移動するスタイルに変わりました。細かいルールを共有しなくても、機能が混在することがないよう配慮しました。
各エリアの細かい部分について他記事にまとめていますので是非ご覧ください。
オフィスづくりの要はゾーニング
オフィスレイアウトが成功するかどうかは、ゾーニングにかかっていると言っても過言ではないです。広さや配置を適切なものにすることで、仕事のしやすさが格段に違ってきます。
最適なオフィスレイアウトを作るためにも、会社の状況に応じた適切なゾーニングにしていきましょう!
Dexiリニューアル、他工事について
今回のリニューアルでは多くの工事を行いました。
プロジェクト全体ついてはこちらからご覧になれます。
他の工事記事も是非ご一読ください。
ご相談、初回打合せは無料です
私たちはDexiを運営することで、オフィスが変化していると感じています。
仕事を効率的にする場所から新たなものを生む場所へという変化です。
空間のチカラだけでは、新たなものを生むことはできませんが、
デザインされた空間は新たなものを生みだしたいと考える企業やワーカーの大きなチカラになると信じています。
経営のチカラにオフィスデザインを活用したいと考えている方、ご相談、初回打合せは無料ですので、是非一度お話を聞かせてください。
Dexiという場所がどんな空間かご興味ある方、一度ご来店ください。