最大限に空間活用し業務効率アップ!鏡面塗装一筋、職人技に魅せられるオフィス

株式会社ピアックス様

Industry:

製造業

Type:

リニューアル

Office Concept

株式会社ピアックス様のオフィスデザインを行わせていただきました。

ご依頼の内容は、開業時から30年使用している現状オフィスのリニューアルでした。

弊社が担当した部分は、

オフィスデザイン

内装工事

電気工事

オリジナル家具デザイン、製作

です。

今回は、オフィスデザインの事例として、ご依頼から完成までの簡単な流れとデザインしたオフィスのご紹介をさせていただきます。

株式会社ピアックス様 プロフィール

1963年創業。ピアノ製造100年の歴史を持つ「音楽の都」浜松 に拠点をおく、木工塗装会社。 高級ピアノに塗装される鏡面仕上げの技術を活かし、現在は特注家具・オーダーキッチンやハイエンドスピーカーなどの塗装を手がける。

「この技術を後世に残したい」という強い思いから、鏡面仕上げ認知拡大への取り組みを積極的に行なっている企業様です。

ご依頼から完成まで

今回は、以前オフィスリニューアルをお手伝いしたお客様からのご紹介でお声がけいただきました。

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「長年使ってきた家具を一新し働きやすいオフィス環境を整えたい」さらに、「自社の鏡面塗装を使用した木板を取り入れたい」というご相談をいただきました。

まずは、現状のオフィスの問題点や働き方についてヒアリング。その後レイアウト決め、パースでのご提案をさせていただきました。数度のお打ち合わせを繰り返した後、施工。

効率の良さを重視したレイアウトと鏡面塗装の魅力を存分に魅せるような家具設計に最もこだわりました。

コンセプトは「業務効率が上がる最大限の空間活用と職人技を魅せるオフィス」です。

業務効率が上がる最大限の空間活用

弊社ではオフィスリニューアルをされる際、できるだけ現状図の作成をおすすめしています。それは現状のオフィスの問題点や課題を俯瞰的に見ることができるからです。

今回、ピアックス様でも現状オフィスの問題点を整理して、空間を最大限有効活用できるようレイアウト計画をおこないました。

【現状オフィスの問題点】

・収納庫に収まらない書類が多数あり収納スペースが足りない

・机上面が狭く事務作業時にストレスを感じる

・出入り口から机上面が丸見えで煩雑にみえてしまう

【新レイアウト改善点】

・十分な収納スペースを確保!手に取りたい書類は半径2m以内に!

・L型机で十分な作業スペースを確保

・背の高いパーティションで手元を隠しスッキリと

魅せる職人技 鏡面塗装の造作家具

今回は、ピアックス様と共同でパーテーションと造作棚を制作させていただきました。

一枚板のグラデーション鏡面塗装は圧巻です。下から上にかけて濃色になっていくグラデーション仕上げ。黒艶消しのフレームがより一層、鏡面塗装の魅力を引き立ててくれています。

木目を美しく魅力的に見せてくれる鏡面塗装は高級感があり、他とは違うオリジナリティあるオフィス空間をつくりだしています。

納入写真をご紹介

ここからは、実際のオフィスを写真付きでご紹介していきます。

●エントランス

こちらのオフィスは床面積22㎡のコンパクトなL型。空間になるべく広がりを持たせるため工夫しました。

オフィスの入り口のドアを開けた瞬間、一直線に続く鏡面塗装のパーティションが上質な空間を演出します。

床は通路と執務エリアを違う素材で貼り分け、空間にメリハリを生む視覚効果を狙いました。さらに、奥行きを感じられるように長手方向に木目を流しています。

●執務スペース

効率的な業務を叶えるため、事務の方の半径2m以内にOA機器や書類をまとめています。

デスクトップとモニターの2台を使用しA3の図面を広げながら見積書を作成するので、広い机上面が必要でした。今回はL型デスクを採用。ストレス無く業務に集中できる環境を整えました。

●L型パーティション

デスクトップがパーティションからはみ出さないよう高さも検証した上で見た目も綺麗に収まるよう設計しました。

●造作棚

背面にオープンタイプの造作棚を作成したことで取引業者ごとのファイルが一目瞭然。こちらのアイアン造作棚は現状使用しているファイルがピッタリ収まるよう設計しました。

今回の造作家具は、アイアンフレームと木の鏡面塗装という組み合わせ。使用する素材を絞ることで、全体的にまとまりある空間となりました。

●照明選定

社員さんからのオーダーで鏡面塗装が映えるガラスシェードを選択。

日が暮れてから点灯すると鏡面塗装にキラッと反射してとても素敵です。

●応接コーナー

配置が大きく変わった応接スペースは自慢の鏡面塗装を眺めながらお客様とお話ができる絶好の空間となりました。

以上が、オフィスデザインのご紹介となります。

プロジェクトを終えて

今回のプロジェクトは依頼主であるピアックス様の自社の塗装技術より良いオフィスにしようという強い想いがあったからこそ素晴らしい仕上がりになったと感じています。

レイアウトはこちらから3パターン提案し、選定に什器や仕上材、照明器具もピアックス様のご希望を伺いながら細部まで丁寧に進めていきました。納得いくまでお打合せを繰り返した結果、愛着のある理想のオフィスができ上がったと思っています。

オフィスづくりのパートナーとして沢山ご意見を出していただき本当にありがとうございました。

自社製品への愛情が詰まったオフィス。今後はショールームや商談場所としても活用いただければ幸いです。

この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。

株式会社ピアックス様

1963年創業。ピアノ製造100年の歴史を持つ「音楽の都」浜松 に拠点をおく、木工塗装会社。 高級ピアノに塗装される鏡面仕上げの技術を活かし、現在は特注家具・オーダーキッチンやハイエンドスピーカーなどの塗装を手がける。
「この技術を後世に残したい」という強い思いから、鏡面仕上げ認知拡大への取り組みを積極的に行なっている企業様です。

従業員数
5人
平米
25㎡
所在地
浜松市
ホームページ
https://www.piax.co.jp/