この度、スズキ株式会社様のオフィスデザインを行わせていただきました。
弊社は、具体的に次のことを担当いたしました。
・オフィスデザイン
・内装工事(壁造作工事、床工事)
・オフィス家具
・オリジナル家具デザイン、製作
・電気工事
今回は、オフィスデザインの事例として、ご依頼から完成までの簡単な流れとデザインしたオフィスのご紹介をさせていただきます。
ご依頼から完成まで
以前、「外部協力企業との協働スペースとしてのオフィス」としてオフィスデザインを手掛けさせていただいた事例があり、今回も弊社へお声がけいただきました。
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前回のオフィスデザイン記事はスズキ株式会社様 コネクテッドセンター 未来づくりのためのコラボレーションオフィスをチェック!
今回のプロジェクトは「チームワークとソロワークのベストミックス」がテーマです。
スズキ様新規事業部門の業務拡大による増床となりました。
新たにスタートしたスズキ様サービス、スズキコネクトについてはこちらから
オフィスデザインに対しては、前回と同様、「外部協力企業と協働できる、スズキのオフィスイメージにとらわれない自由なデザインを」ということと、「スズキ従業員様へのサテライトオフィスとしての機能を付加したい」というご要望をいただきました。
最初にご要望のヒアリング、その後ゾーニング決定、詳細デザインと進み、初回提案をベースに修正し納品、施工させていただきました。
コラボレーションルームをデザイン的に仕切る
今回、外部協力企業とのコラボレーションルームとスズキ従業員様のためのサテライトオフィスとの区分けをパーティションでというご依頼をいただいていました。
このパーティション部分をどのようにデザインするかがキーポイントでした。
スズキ様のSのロゴマークから六角形を着想し、アイアン造作でのパーティション壁をご提案しました。
コラボレーションルームの内と外を六角形テーブルで組み合わせ、個性的なパーティションとなっています。
また、部屋としては2部屋の構成でしたので、カタチは同じですがパネルカラー、床カラーを変えた部屋も設置。
コロナ禍で進んだソロワークに対応する個人ブース
コロナ禍でオンラインミーティングの頻度が上がったため、個人ブースのご要望がありました。
コラボレーションルーム外に六角形のブースを各部屋4箇所配置しました。
1400Hブースは個人の仕事に集中したい時、1050Hは個人の仕事だが他者を感じながら作業したい時など、
ワーカーの気分によって選べるよう高さの違う2タイプのブースを配置しました。
ブースから出たところは複数人でミーティングができるテーブル、六角形テーブルなど配置しソロワークだけでなくチームワークにも利用できます。
プロジェクトを終えて
前回のオフィスデザインから、2年ほど経ち新たなサービスをスタートさせ、拡大させているという、
スズキ様の事業スピードのダイナミックさを感じる案件でした。
独創的な空間が個人の集中や複数人での共創を育むためのサポートができたら嬉しく思います。
今後、この空間からどのような製品、サービス、アイデアが生まれ、目にすることができるのか考えるとワクワクします。
また、サテライトオフィスとして働く場所の選択が増えることでワーカーの利便性、満足度をさらに上がることができたのではないかと思います。
この度はご依頼いただき、誠にありがとうございました。